シリコン材質の配線ダクトが向いているものとは
配線ダクトは今では、市民権を得ている家庭用設備となりました。以前は企業内の事務所や工場、学校など限られた場所にしかありませんでした。ここでは数多くの電気製品があるため、そのケーブルをすっきりと片付けるのに使われていたわけです。現在では一般家庭でも20個以上に電気製品があるので、新築の戸建てやマンションでは標準で備えられるようになったわけです。
配線ダクトは一般的な材質だとポリエチレンのものが多い傾向です。耐熱性があり、劣化がし難いのがポリエチレンの特徴ですが、1990年代になるとシリコン材質のものも登場しています。このシリコン材質の商品が向いている場所は、キッチンです。キッチンでもたくさんの家電があり、炊飯器やIHクッキングヒーターなどは、ほぼすべての家庭にあると言っても過言ではありません。
この場所がなぜ、シリコン材質の配線ダクトが向いているのかというと、水回りで温度変化が激しいからです。電気製品の大敵は水であり、電気コードに至っては温度変化を受けることでショートをする場合もあります。シリコンだとその二つを防ぐことができ、効率良く電気製品を活用できるわけです。この素材の配線ダクトはホームセンターやネットショップでも販売されていて、比較的購入しやすいです。
1本400円というお値段なので、若干お高くなりますが、水回りで活用するにはとても良い性能を発揮します。水回りでは設置をすると良いでしょう。