配線ダクトが株式会社で使用されている理由

電気製品は今では、われわれの暮らしの基盤を支える大切なアイテムとなりました。炊飯器や洗濯機・電気アイロンなど、一軒のお宅でも20個以上は備わっているでしょう。企業、つまり株式会社と呼ばれる大規模な施設なら、その数は1、000個以上となるわけです。すべての電気製品を常に稼動させているため、その数だけ電気ケーブルがあるというわけです。

株式会社で実際に働いている方だと、その会社の様子を詳しくご存知でしょう。株式会社ではたくさんのOA機器を作動させていますが、床一面にケーブルが散乱しているようなことはありません。一般のお宅であれば、2個程度の家電を使っただけでも床にコードが這っているものです。どうして株式会社ではそのようなことがないのか、それは配線ダクトという設備を使用しているからです。

配線ダクトという設備は大変有名なので、そなたでも一度はその名前を聞いたことがあるでしょう。壁の中に設置をされていて、主電源と繋がった電線も入っています。各OA機器の電気コードを入れることで、外側から見えないようにして使用することができます。株式会社ではその家電の個数が大変多いので、必ず隠ぺい工法を駆使した配線ダクトを使用しているわけです。

昨今では一般家庭でも新築のマンションや戸建てであれば、隠ぺい工法式の配線ダクトを設けるハウスメーカーが多くなりました。施工は必ず専門会社がなされるもので、1週間程度で作業は終わります。